子どもの習い事にかかる費用はいくら?月謝の平均と家計の負担を減らすコツ

目次

はじめに|子どもの習い事、みんな月いくら払ってる?

「子どもがやりたいなら、できるだけ挑戦させてあげたい」

そう思う一方で、月謝が1つ、2つと増えていくと、家計的にはちょっと気になりますよね。

僕も習い事について考えるとき、最初はどうしても「月謝はいくら?」に目が行きます。でも実際には、かかるお金はそれだけじゃありません。

スポーツなら道具やユニフォーム、試合会場までのガソリン代。ピアノやダンスなら発表会費、英語や塾なら教材費や検定料が必要になることもあります。

つまり習い事の費用を考えるなら、月謝+その周りにかかるお金まで含めて見るのが分かりやすいんですよね。

この記事では、子どもの習い事にかかる平均的な費用から、人気の習い事ごとの月謝、意外と見落としやすい追加費用まで紹介していきます。

「うちはちょっとかけすぎかな?」
「もう1つ増やしても大丈夫?」

そんなふうに迷っているパパ・ママが、わが家に合った金額を考える参考になればうれしいです。

まずは、実際に子どもの習い事には月どれくらいのお金がかかっているのか、最新の調査データから見ていきましょう。

1|子どもの習い事にかかる費用の平均はいくら?

「みんな月にどれくらい払ってるんだろう?」

習い事の費用を考えるとき、まず平均が気になりますよね。ここでは最新の調査データを見ながら、数字をどう受け取ればいいのかまで整理していきます。

2026年調査では学校外教育費は月平均12,022円

ソニー生命の「子どもの教育資金に関する調査2026」では、習い事・家庭学習・教室学習などを含む学校外教育費の平均は、子ども1人あたり月12,022円でした。

さらに小学生だけを見ると、月16,420円という結果になっています。

「思ったより高いな」と感じた方もいるんじゃないでしょうか。

ただし、この金額には習い事だけでなく、家庭学習や塾なども含まれています。

たとえば、水泳と英語を習っている家庭もあれば、スポーツはしていないけれど学習塾に通っている家庭もありますよね。

なので、12,022円や16,420円は「習い事の月謝だけの平均」ではなく、学校外でかかる教育費全体の目安として見るのが分かりやすいです。

小学生の有料習い事は月平均16,676円

一方、ベネッセが小学1〜6年生の保護者を対象に行った調査では、有料の習い事にかける費用の平均は月16,676円でした。

先ほどのソニー生命の数字と近いですが、こちらは「有料の習い事」に絞った調査です。

同じ「平均費用」でも、何を含めているかで数字は変わるんですよね。

たとえば月8,000円のスイミングと月7,000円の英語を掛け持ちすれば、それだけで月15,000円。

そこに教材費や検定代などが加われば、月平均16,000円前後になる家庭があるのもイメージしやすいと思います。

ただし、習い事を1つだけしている家庭もあれば、3つ以上掛け持ちしている家庭もあるので、平均額だけで自分の家と比べすぎなくて大丈夫です。

「平均より高い=かけすぎ」とは限らない

結論から言うと、平均より高いからといって「習い事にお金をかけすぎ」とは限りません。

理由は、家庭によって子どもの人数や習い事の種類、通う回数が違うからです。

たとえば、月5,000円の書道を1つだけしている家庭と、月10,000円前後の習い事を3つしている家庭では、当然合計額は大きく変わります。

さらに、兄弟姉妹がいれば費用は人数分必要になりますよね。

僕は平均額を見るとき、「これを超えたらダメ」という上限ではなく、「ほかの家庭はこのくらいなんだな」という参考値くらいで見るのがちょうどいいと思っています。

大事なのは、平均より高いか低いかより、家計に無理がなく、子ども本人も楽しんで続けられているかどうか。

平均を知ると安心材料にはなりますが、それだけで答えを決める必要はありません。

次の章では、水泳・英語・ピアノ・スポーツなど、人気の習い事ごとに月謝の目安を比較していきます。

2|人気の習い事はいくらかかる?月謝の目安を比較

「習い事を始めたいけど、実際いくらくらいかかるんだろう?」

ここでは、小学生に人気の習い事を中心に月謝の目安をまとめました。ただし、地域や教室、週に通う回数によって料金は変わるので、あくまで比較するときの参考として見てくださいね。

水泳・スイミング

水泳の月謝は、月6,000〜10,000円程度がひとつの目安です。

必要な道具も水着・ゴーグル・スイムキャップなどが中心なので、スポーツ系の中では始めるときの費用をイメージしやすい習い事だと思います。

ただし、指定用品やスクールバス代などが別料金になる教室もあります。月謝だけではなく、入会時に必要なお金も合わせて見ておきたいですね。

英語・英会話

英語・英会話は、月8,000〜20,000円程度と幅があります。

グループレッスンなのかマンツーマンなのか、週に何回通うのかによっても料金は変わります。

さらに教材費や入会金が必要になる教室もあるため、「月謝は予算内だったのに、最初に思ったよりお金がかかった」とならないよう、入会時の総額まで聞いておくと分かりやすいですよ。

ピアノ

ピアノは、月5,000〜15,000円程度が目安です。

ただ、ピアノの場合は月謝以外の費用にも注目したいところ。

楽譜代や発表会費に加えて、自宅で練習するなら電子ピアノなどを用意する場合もあります。

「月謝だけならいけそう」と思っても、始めるときにまとまった費用が必要になる可能性がある習い事ですね。

サッカー・野球などのスポーツ

サッカーは月3,000〜10,000円程度、野球や少年団は月3,000〜8,000円程度がひとつの目安です。

地域の少年団なのか民間スクールなのかでも料金はかなり変わります。

そしてスポーツ系で忘れたくないのが、ユニフォームやシューズ、道具、試合・遠征などのお金。

僕も少年野球に関わっていると、月謝だけでは実際の負担は分からないなと感じます。このあたりは後ほど、実体験も交えて詳しく紹介しますね。

そろばん・書道

比較的始めやすいのが、そろばんや書道です。

目安として、そろばん・書道ともに月3,000〜8,000円程度。

もちろん教室によって違いますが、スポーツや音楽系と比べると大きな道具をそろえる必要が少なく、初期費用を抑えやすいのも特徴です。

ただし、検定を受ける場合は受験料などが別途必要になることがあります。

プログラミング

プログラミング教室は、月8,000〜25,000円程度と料金の幅がかなり大きめです。

通学型かオンライン型か、ロボット教材を使うかなど、授業内容によっても変わってきます。

月謝以外にパソコンや専用教材が必要になるケースもあるので、「何を用意する必要があるのか」まで確認して比較したいですね。

学習塾

学習塾は、今回紹介する中でも費用差が大きい習い事です。

目安として、集団塾なら月15,000〜30,000円程度、個別指導では月20,000〜50,000円程度とされています。

ただし、学年や受講する科目数、週の回数によって金額は大きく変わります。

さらに夏期講習・冬期講習・教材・模試などが追加される場合もあるため、塾については年間でいくら必要になるのかまで聞いておくと安心です。

こうして比べてみると、同じ「習い事」でも月謝にはかなり差がありますよね。

ただ、ここで見た金額はまだ毎月支払う費用が中心です。実際には、入会金や道具代、発表会、遠征、交通費など「始めてから気づくお金」もあります。

次の章では、そんな月謝以外にかかる7つの費用を詳しく見ていきます。

3|月謝だけ見たら危険!習い事で意外とかかる7つのお金

「月謝なら払えそう!」と思って始めたのに、あとから細かい出費が増えて驚いた経験はありませんか?

習い事にかかるお金は、毎月の月謝だけではありません。ここでは、入会前に知っておきたい「月謝以外の費用」を7つ紹介します。

入会金・年会費

まず確認したいのが、入会するときに必要な入会金や年会費です。

教室によっては月謝とは別に入会金が設定されていたり、毎年決まった時期に年会費が必要になったりします。

月謝だけを見て「予算内だ!」と決めるのではなく、最初にいくら必要になるのかまで確認しておくと、入会後のギャップを減らせますよ。

教材・道具・ユニフォーム代

スポーツならユニフォームやシューズ、音楽なら楽器や楽譜、学習系ならテキストなど、習い事によって必要なものはさまざまです。

特にスポーツ用品は、一度買えばずっと使えるとは限りません。

子どもは成長が早いので、「去年買ったシューズがもう小さい!」なんてこともありますよね。

月謝とは別に、道具をそろえる費用や買い替えがあることも頭に入れておきたいところです。

発表会・大会の参加費

ピアノやダンス、バレエなどでは発表会、スポーツでは大会への参加費が必要になる場合があります。

発表会なら衣装代や写真・動画の購入費など、参加費以外のお金が発生するケースもあります。

毎月ではないからこそ、突然まとまった出費に感じやすい部分なんですよね。

入会前に「年間でどんなイベントがありますか?」と聞いておくと、必要な費用をイメージしやすくなります。

合宿・遠征費

スポーツ系の習い事では、合宿や遠征が行われることもあります。

参加費だけでなく、交通費や宿泊費、食事代などが必要になる場合もあり、遠方になるほど負担は大きくなりがちです。

特に大会や試合が多いチームなら、「年間に何回くらい遠征があるのか」も確認しておきたいですね。

検定・試験代

英語・そろばん・書道などでは、級や資格に挑戦する機会があります。

検定は子どもにとって「次は○級を取りたい!」という目標にもなりますが、受験するたびに検定料が必要です。

年に数回受験するなら、その費用も年間の習い事代として考えておくと分かりやすいでしょう。

交通費・ガソリン・駐車場代

意外と見落としやすいのが、習い事へ通うためのお金です。

電車やバスなら交通費、車ならガソリン代や駐車場代がかかります。

1回では小さな金額でも、週2回、3回と送迎すれば年間ではそれなりの回数になりますよね。

僕も子どもの少年野球に付き添っていると、試合や練習でいろいろな場所へ移動するので、こうした費用も含めて「習い事にかかるお金」なんだと実感します。

買い替え・メンテナンス費

最後は、道具の買い替えやメンテナンスにかかる費用です。

スポーツ用品ならサイズアウトや消耗、楽器なら調整や修理など、長く続けるほど必要になることがあります。

始めるときの初期費用だけではなく、「続けていく中で何にお金がかかるのか」まで考えておくと、より現実的な予算を立てやすくなります。

こうして見ると、習い事の費用は月謝だけでは判断しにくいですよね。

だからこそ次は、周りの家庭と金額を比べるのではなく、「わが家ならいくらまで無理なく出せるのか」という視点から予算の決め方を考えていきます。

4|習い事にお金をかけすぎ?わが家の予算を決める4つのポイント

「子どものためならお金をかけてあげたい。でも、どこまでなら大丈夫なんだろう?」

習い事の費用には「月○万円までなら正解」という基準があるわけではありません。家庭によって収入や固定費、子どもの人数も違いますよね。

ここでは、周りと比べるのではなく「わが家なら無理なく続けられる金額」を考えるための4つのポイントを紹介します。

①他の家庭ではなく「わが家の家計」で考える

まず考えたいのは、「みんながいくら使っているか」より、自分たちの家計で無理なく払えるかどうかです。

第1章で紹介した平均額を見ると、「うちは使いすぎ?」「もう少しかけても大丈夫?」と気になってしまいますよね。

でも、同じ月2万円でも家庭によって負担感はまったく違います。

住宅費や車のローン、食費など毎月必要なお金は家庭ごとに違うため、平均額に合わせる必要はありません。

僕も、子どもが「やりたい!」と言ったことはできるだけ応援してあげたいと思っています。ただ、そのために家計が苦しくなって、親がずっとピリピリしてしまったら長く続けるのもしんどいですよね。

「ほかの家はいくら?」ではなく、「うちならいくら?」を基準に考える方が現実的です。

②月謝ではなく年間費用に直してみる

習い事の予算を考えるときは、毎月の金額を1年間に直してみると負担が見えやすくなります。

たとえば月謝が8,000円なら、

8,000円×12か月=96,000円

です。

月8,000円と聞くとそこまで大きく感じなくても、年間約10万円と考えると印象が変わりませんか?

さらに前章で紹介した道具代や大会費、交通費なども加わります。

まずは月謝を12倍してみる。それだけでも「本当に無理なく続けられそうか」を判断しやすくなりますよ。

③兄弟・姉妹がいるなら人数分で考える

子どもが2人以上いる家庭では、一人分だけで予算を決めないこともポイントです。

たとえば一人あたり月15,000円なら、2人で月30,000円。年間では36万円になります。

さらに、それぞれが別の習い事をしていれば、必要な道具やイベント費、送迎にかかるお金も変わってきます。

上の子だけ習い事を増やしたあとに、下の子から「僕もやりたい!」と言われる可能性だってありますよね。

今払えるかだけではなく、兄弟・姉妹がこれから習い事を始める可能性まで少し考えておくと、あとから慌てにくくなります。

④将来の教育費や貯蓄まで圧迫していないか確認する

習い事に使えるお金だけを見るのではなく、これから必要になる教育費とのバランスも考えておきたいところです。

子どもが成長すれば、中学校・高校・大学と進学にかかる費用も増えていきます。

「今月払えるから大丈夫」だけで判断していると、習い事を増やすたびに貯蓄へ回せるお金が少なくなってしまうことも。

だからといって、将来のために今の経験を全部我慢させる必要もないと僕は思います。

子どもが今やりたいことを応援しながら、家族の生活や将来のお金にも余裕を残す。そのバランスを探すのが、わが家に合った習い事の予算を考える一番現実的な方法ではないでしょうか。

そして、予算を考えるときにぜひ試してほしいのが「月謝」ではなく「年間でいくらかかるか」を見る方法です。

次の章では、習い事にかかるお金を年間総額で考える方法を、具体的な数字を使って紹介します。

5|習い事は「月謝」より年間総額で考えた方が分かりやすい

「月8,000円くらいなら大丈夫かな」

習い事を選ぶとき、僕もこうやって月謝から考えてしまいがちです。でも家計への負担をもっと分かりやすくするなら、「1年間でいくらかかる?」に置き換えてみるのがおすすめです。

月謝だけでは見えにくかった金額が、かなり具体的になりますよ。

月8,000円でも年間なら96,000円

たとえば、月謝8,000円の習い事を1年間続けるとします。

8,000円 × 12か月 = 96,000円

年間では約10万円です。

さらに月謝10,000円なら年間12万円、15,000円なら年間18万円になります。

月単位だと「これくらいなら払えそう」と感じても、年間に直すと意外と大きな金額になりますよね。

もちろん年間10万円が高いという意味ではありません。

大事なのは、月々の支払いだけを見て判断しないこと。年間に直すだけで、家計とのバランスをかなり考えやすくなります。

道具・大会・送迎を足すと金額はさらに変わる

年間費用を考えるなら、月謝以外のお金も加えてみましょう。

たとえば月謝8,000円なら年間96,000円ですが、仮に年間で、

・道具や教材 20,000円
・大会や発表会 10,000円
・交通費 15,000円

かかったとすると、年間総額は141,000円になります。

月謝だけを見ていたときとは、かなり印象が変わると思いませんか?

実際の金額は習い事によって違いますが、こうやって一度書き出してみるだけでも「想像以上にかかっていた」という見落としを減らせます。

複数掛け持ちすると年間負担が一気に見える

さらに分かりやすいのが、習い事を掛け持ちしている場合です。

たとえば月8,000円と月10,000円の習い事を2つ続ければ、月謝だけでも年間216,000円。

ここにそれぞれの教材や道具、イベント、交通費などが加わります。

3つ、4つと増えれば、毎月少しずつ払っていると気づきにくかった負担も、年間総額でははっきり見えてきますよね。

僕なら新しい習い事を検討するとき、「月謝はいくら?」の次に「じゃあ1年間では?」まで計算するようにしたいと思っています。

難しい家計簿を作る必要はありません。

月謝を12倍して、分かる範囲で道具代やイベント費、交通費を足す。それだけでも十分です。

習い事は数年続くこともあるからこそ、「今月払えるか」だけではなく「この金額なら来年も無理なく応援できそうか?」まで考えてみる。

そんな見方をすると、わが家に合った習い事を選びやすくなると思います。

そして僕がこの「月謝だけでは分からない」ということを特に感じるのが、子どもの少年野球です。

次の章では、実際に少年野球に関わる中で感じている、お金と時間のリアルな負担について書いていきます。

6|少年野球で感じる「月謝以外にもかかるもの」

ここは、僕自身が子どもの少年野球に関わっていて感じることを書いてみます。

少年野球って、月謝だけを見るとそこまで高く感じないこともあります。でも実際に続けていると、**「あれ?月謝以外にも結構かかるな」**と思う場面があるんですよね。

道具は成長に合わせて買い替えることがある

野球は、始めるときにある程度道具が必要です。

グローブ、スパイク、バット、ユニフォーム、帽子など、そろえるものは意外と多いです。

しかも子どもは成長が早いので、一度買えば何年もそのまま使えるとは限りません。

スパイクが小さくなったり、ユニフォームのサイズが合わなくなったりすることもありますよね。

もちろん、道具は大事に使えば長く使えます。

でも、成長に合わせて買い替える可能性があることまで考えると、月謝だけでは実際の費用は分かりにくいと感じます。

試合や練習では移動・送迎も必要になる

少年野球では、練習だけでなく試合で別のグラウンドへ行くこともあります。

そうなると、車での送迎が必要になることも多いです。

ガソリン代や高速道路代、駐車場代など、一回ごとの金額はそこまで大きくなくても、積み重なるとそれなりの負担になります。

僕も実際に付き添っていると、朝早く家を出て、試合会場まで移動して、一日そこで過ごすことがあります。

こういう部分って、入会前に月謝だけ見ていてもなかなか想像しにくいんですよね。

だからスポーツ系の習い事を考えるなら、「月謝+道具+移動費」まで含めて見る方が現実的だと思います。

親が使う「時間」も習い事の負担の一つ

そして僕が一番感じるのは、お金だけじゃなく親の時間もかなり使うということです。

試合の日なら、朝から夕方まで付き添うこともあります。

練習の送迎、道具の準備、試合の日の移動。

こうして考えると、少年野球は「習い事1個」でも、家族全体で使う時間はかなり大きいですよね。

でも、僕はそれを全部「負担だから嫌だ」と思っているわけではありません。

子どもが頑張っている姿を近くで見られるのはうれしいし、試合で成長しているのを見ると「付き添ってよかったな」と思います。

だからこそ、僕が大事にしたいのは、お金も時間も含めて、家族が無理なく応援し続けられる範囲かどうかです。

月謝だけなら払える。

でも道具や送迎、付き添いまで入れると想像以上に負担が大きい。

そんなこともあるので、習い事を選ぶときは「毎月いくら?」だけではなく、「続けていくと何が必要になる?」まで見ておくと安心です。

次の章では、こうした費用を少しでも無理なく抑えるためにできる方法を紹介していきます。

7|子どもの習い事費用を無理なく抑える5つの方法

「子どものやりたい気持ちは応援したい。でも、できれば出費は少し抑えたい」

そう思うパパ・ママも多いですよね。習い事は、ただ安いものを選べばいいわけではありません。

子どもが楽しく続けられることを優先しながら、無駄になりそうな出費を減らす方法を5つ紹介します。

①体験教室で続けられそうか確認してから入会する

気になる習い事が見つかっても、いきなり入会するのではなく、まずは体験教室に参加してみるのがおすすめです。

親から見ると楽しそうでも、実際にやってみると「思ってたのと違った」となることもありますよね。

逆に、そこまで興味を示していなかったのに、体験した瞬間に夢中になることだってあります。

入会金や道具をそろえたあとですぐ辞めてしまうと、せっかく買ったものが使われないままになることも。

無料体験や短期間のお試しが用意されているなら、子どもの反応を見てから決める方が無駄な出費を減らせます。

②道具は中古・お下がりも検討する

習い事を始めるからといって、最初からすべて新品でそろえる必要はありません。

特にスポーツ用品は、子どもの成長によってサイズが合わなくなることがあります。

チーム内でのお下がりや中古品を利用できるものなら、それも十分選択肢になりますよ。

ただし、安全性に関わるものや体に合っていることが重要な道具は、価格だけで決めない方がいいでしょう。

「長く続けると決まってから良いものを買う」という方法もアリだと僕は思います。

③兄弟割・家族割をチェックする

兄弟・姉妹で同じ教室に通う場合は、兄弟割や家族割が利用できることがあります。

月々の割引額は小さく見えても、1年、2年と続けば差は大きくなります。

ほかにも、入会金無料キャンペーンや紹介特典などが用意されている教室もあります。

料金表を見るときは月謝だけで終わらず、「家族で使える割引はありますか?」と一度聞いてみるといいですよ。

④地域の少年団・自治体講座も候補にする

費用を抑えながら経験の幅を広げたいなら、民間スクールだけでなく地域のスポーツ少年団や自治体が開催する教室なども候補になります。

内容や活動頻度はそれぞれ違いますが、比較的参加しやすい料金で開催されているケースもあります。

ただ、料金が安いという理由だけで選ぶのはおすすめしません。

保護者の当番や送迎などが必要になることもあるため、費用と一緒に「親がどこまで関わるのか」まで確認しておくと、入ってからのギャップを減らせます。

⑤増やす前に今の習い事を見直す

子どもから「これもやってみたい!」と言われると、できるだけ挑戦させてあげたくなりますよね。

でも、新しい習い事を増やす前に、今やっているものを一度見直してみるのも一つの方法です。

「今も楽しい?」

「これからも続けたい?」

そんなふうに子どもと話してみると、本当に続けたいものが見えてくるかもしれません。

3つをなんとなく続けるより、「これが一番好き!」と思える1つや2つに時間とお金を使う方が、その子にとって満足度が高い場合もあります。

習い事選びで迷っている方は、別の記事で「子どもの習い事おすすめ7選」も紹介しています。費用だけでなく、子どもに合った習い事を探すときの参考にしてみてください。

習い事の費用を抑える目的は、子どもの経験を減らすことではありません。

無理な出費を減らして、本当にやりたいことを長く応援できる状態を作る。そのくらいの考え方が、ちょうどいいのではないでしょうか。

次の章では、「子どものやりたい気持ち」と「家計」のどちらを優先するのか、僕なりの考えを書いていきます。

8|「やりたい!」と家計、どちらを優先する?僕が考えたいこと

「子どもがやりたいと言っているなら、できるだけやらせてあげたい」

親なら、そう思いますよね。僕も子どもが興味を持ったことには、できるだけ挑戦させてあげたいと思っています。

でも現実には、習い事に使えるお金にも時間にも限りがあります。

だから僕は、何でもやらせてあげることだけが、子どもを応援することではないと思うんです。

何でもやらせてあげることだけが応援ではない

子どもが「やりたい!」と言ったとき、すべて叶えてあげられたら理想かもしれません。

でも、水泳も英語も野球も塾も……と増えていけば、当然お金はかかります。

それに、習い事が増えるほど忙しくなるのは子どもも同じです。

だから「やらせてあげられない=かわいそう」と考えなくてもいいんじゃないでしょうか。

今できる範囲を一緒に考えることも、親としてできる応援の一つだと僕は思っています。

家族が苦しくならない範囲で続けたい

習い事は、一度始めたら数年続くこともあります。

だからこそ、始める瞬間に払えるかではなく、この先も無理なく払い続けられそうかまで考えておきたいですよね。

子どものために習い事を増やした結果、家計に余裕がなくなり、親がイライラしてしまう。

それでは、せっかく子どもが楽しんでいても家族みんながしんどくなってしまいます。

僕なら「ここまでなら気持ちよく応援できる」というラインを家族で考えながら決めたいです。

本人が本当にやりたいものにお金を使いたい

そしてもう一つ僕が意識したいのが、習い事の「数」よりも、子ども本人がどれだけやりたいと思っているかです。

周りの友達がやっているから何となく始めるものと、「これだけは絶対やりたい!」と思っているものでは、同じ月1万円でも感じ方は違いますよね。

僕自身、子どもが本当に夢中になっていることなら、できる範囲でしっかり応援してあげたいです。

だからこそ、何でも増やすのではなく、

「今、一番やりたいことは何?」

と子どもに聞いてみる。

その答えを家族で話し合って、限られたお金や時間を本当にやりたいことへ使う。それなら親も「このお金を使ってよかった」と思いやすいんじゃないでしょうか。

習い事は、たくさん通わせることがゴールではありません。

子どもが楽しみながら成長できて、親も無理なく応援できる。

僕は、そんな状態を長く続けられることの方が、月にいくら使っているかよりずっと大事だと思っています。

次の章では、習い事に月3万円は高いのか、子どもが2人いる場合はどう考えるのかなど、費用についてよくある疑問にQ&A形式で答えていきます。

9|子どもの習い事費用に関するQ&A

ここまで習い事にかかる費用について見てきましたが、実際に考え始めると「月3万円って使いすぎ?」「子どもが2人ならどう考える?」など、細かい疑問も出てきますよね。

ここでは、習い事のお金についてパパ・ママが迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめます。

習い事に月3万円は高すぎる?

月3万円だからといって、一概に「高すぎる」とは言えません。

大事なのは金額そのものより、家計にどれくらい影響しているかです。

月3万円なら年間では36万円。ここに教材費や道具代、発表会、遠征などが加わる可能性もあります。

それでも貯蓄や普段の生活に無理がなく、子ども本人も楽しんでいるなら、その家庭にとっては納得できる金額かもしれません。

反対に、月3万円を払うために毎月の生活費を大きく削っているなら、一度見直してみてもいいと思います。

「月3万円は高い?」ではなく、**「わが家は年間36万円+追加費用を無理なく払える?」**と考えると判断しやすいですよ。

子ども2人なら月いくらくらいが普通?

子どもが2人いるからといって、「月○万円が普通」という明確な答えはありません。

年齢も違えば、やりたい習い事も違います。

たとえば、一人が月5,000円、もう一人が月15,000円なら合計2万円。同じ習い事をしていて兄弟割が使える家庭もありますよね。

僕なら一人ずつ予算を決めるというより、まず家族全体で習い事にいくら使えるのかを考えます。

その中で、それぞれが本当にやりたいことを話し合う方が、兄弟で習い事の種類や料金が違っても判断しやすいと思います。

月謝以外にどれくらい用意しておけばいい?

これは習い事によってかなり違うため、「月謝とは別に○円あれば大丈夫」と決めるのは難しいです。

水泳なら水着や指定用品、ピアノなら楽譜や発表会、スポーツなら道具や大会・遠征など、必要になるものがまったく違います。

そこで入会前に確認したいのが、

・最初に必要な費用
・毎年必要になる費用
・大会や発表会などの費用
・道具の購入や買い替え

といった項目です。

月謝だけではなく「1年間でだいたいいくら必要ですか?」と教室側に聞いてみると、かなりイメージしやすくなりますよ。

習い事の費用が家計を圧迫してきたら辞めてもいい?

もちろん、見直すという選択肢はあります。

ただ、親だけで突然「高いから来月で辞める」と決めるのではなく、子どもの気持ちも聞いてから考えたいところです。

本当に好きで続けているなら、回数を減らす、別の教室を探す、ほかの習い事を整理するといった方法も考えられます。

逆に本人も「もうあまり行きたくない」と感じているなら、辞めることを前向きに考えてもいいでしょう。

子どもが習い事を辞めたがっている場合の考え方については、別の記事「子どもが習い事を辞めたいと言ったら?」でも詳しく紹介しています。

費用が安い習い事はある?

比較的費用を抑えやすい選択肢として、書道やそろばん、地域のスポーツ少年団、自治体が開催する教室などがあります。

ただし、「月謝が安い=年間費用も安い」とは限りません。

スポーツなら道具や遠征、書道やそろばんなら教材や検定など、別にお金が必要になる場合があります。

だからこそ、安さだけで決めるより、年間総額・子どもの興味・親の負担までセットで比較するのがおすすめです。

習い事のお金には、すべての家庭に当てはまる正解はありません。

平均額や周りの家庭は参考にしながらも、最後は「わが家なら無理なく続けられるか」で考える。それが、子どものやりたい気持ちと家計を両立させる一番現実的な考え方だと思います。

次はいよいよ最後に、この記事の内容をまとめていきます。

まとめ|習い事の費用は「いくらが普通?」より無理なく続けられるかで考えよう

子どもの習い事を考えていると、「みんな月いくら使ってる?」「うちはお金をかけすぎ?」と、どうしても周りの家庭が気になりますよね。

平均額は一つの参考になりますが、それだけで高い・安いを決める必要はありません。

習い事には月謝だけでなく、

・道具や教材
・大会や発表会
・交通費や遠征費
・送迎や付き添いに使う時間

など、実際に始めてから分かる負担もあります。

だから僕は、**「月いくらなら払えるか」ではなく「年間でどのくらいのお金と時間が必要になるか」**まで考えて決めるのがいいと思っています。

そして何より忘れたくないのは、習い事は周りの家庭と競うものではないということ。

たくさん習わせているから良いわけでも、費用を抑えているから悪いわけでもありません。

子どもが「楽しい!」「もっとやりたい!」と思えて、親も無理なく応援できる。

そんな状態を続けられる金額こそが、わが家にとってのちょうどいいところではないでしょうか。

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