はじめに|「人気だから」だけで子どもの習い事を選ばなくて大丈夫
「周りの子が習い事を始めたし、うちも何かさせた方がいいのかな?」と悩んだことはありませんか?僕も子どもの習い事を考えるとき、つい人気ランキングや周囲の話が気になってしまいます。
もちろん、人気の習い事を知ることは選択肢を広げるうえで参考になります。でも、本当に見たいのは順位よりも「この子が楽しめそうか」「無理なく続けられそうか」という部分なんですよね。
この記事では、子どもにおすすめの習い事7選を紹介しながら、年齢や性格に合わせた選び方、親側の負担までパパ目線で整理していきます。わが子に合う習い事を探すヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
1|子どもにおすすめの習い事7選
「結局、子どもには何を習わせるのがいいんだろう?」と迷いますよね。僕も習い事を考えるときは、人気だけでなく「本人が楽しめそうか」「続けられそうか」をかなり気にします。
ここでは、定番の習い事から最近注目されているものまで、子どもにおすすめしたい7つを紹介します。それぞれ向いているタイプも違うので、わが子の性格を思い浮かべながら読んでみてください。
1-1|水泳|体力づくりから始めたい子におすすめ
水泳は、体を動かす習い事を初めて選ぶ家庭にも取り入れやすい選択肢です。
全身を使って泳ぐため、楽しみながら運動する習慣を作りやすいのが魅力。最初は水に顔をつけるだけでも怖がっていた子が、少しずつ泳げるようになると、本人にとっても大きな自信になります。
また、水泳は基本的に個人で取り組む時間が多いので、「団体競技は少し苦手そう」という子にも合わせやすいんですよね。
こんな子には特におすすめです。
- 体を動かすのが好き
- 水遊びが好き
- 体力をつけたい
- 自分のペースで上達したい
いきなり泳げることを目標にせず、「今日は水に潜れた!」くらいの小さな成長を楽しめると続けやすいと思います。
1-2|英語・英会話|楽しみながら英語に触れたい子におすすめ
英語・英会話は、将来のためだけではなく「違う言葉に触れる楽しさ」を知るきっかけになる習い事です。
子ども向けの教室では、歌やゲーム、カードなどを使いながら英語に触れるケースも多く、机に座って勉強するイメージとは少し違います。
特に小さいうちは「単語を何個覚えたか」より、英語を聞いたり話したりすることに抵抗を持たない経験の方が大きいのかもしれません。
一方で、教室によっては読み書き中心だったり、会話を重視していたりと内容がかなり違います。
「英語ならどこでも同じ」と決めず、子どもが楽しそうに参加しているかを体験レッスンで見てみると選びやすいですよ。
1-3|ピアノ|集中力や音楽に興味がある子におすすめ
音楽が好きな子なら、ピアノも定番の習い事です。
最初は片手で簡単な音を弾くだけだったのが、練習を重ねるうちに一曲弾けるようになる。この「できなかったことが形になる」感覚は、子どもにとって分かりやすい達成感になります。
ただ、ピアノは教室に通う時間だけで完結するとは限りません。家で練習する機会も出てくるので、本人が音楽そのものを楽しめるかは見ておきたいところ。
僕なら、最初から「毎日30分練習しなさい」と決めるより、まずは好きな曲を弾く楽しさを知ってもらいたいですね。
自分からピアノに向かうようになれば、練習も「やらされるもの」から少しずつ変わっていくはずです。
1-4|体操・ダンス|体を動かすのが好きな子におすすめ
家の中でもじっとしていない、音楽が流れると自然に踊り出す。そんな子なら体操やダンスがハマる可能性があります。
体操では、跳ぶ・回る・支えるといったさまざまな動きを経験できます。一方のダンスは、音楽に合わせて体を動かしながら、振り付けを覚えたり人前で表現したりする楽しさがあります。
どちらも「運動が得意な子だけのもの」と考える必要はありません。
むしろ最初はできなくても、
「前より高く跳べた」
「振り付けを最後まで覚えられた」
と、自分自身の成長を感じやすい習い事なんですよね。
勝ち負けよりも、まず体を動かす楽しさを覚えてほしい家庭にも選びやすいと思います。
1-5|そろばん・習字|コツコツ取り組むのが好きな子におすすめ
体を動かすより、座って何かに集中するのが好きな子には、そろばんや習字も候補になります。
そろばんは数字を使いながら繰り返し練習するため、少しずつできることが増えていくタイプの習い事。習字も同じように、一枚ずつ書いていく中で文字の変化を実感できます。
派手さはありませんが、「昨日より少し上手になった」が目に見えやすいのが良いところです。
こういう習い事は特に、
- 一人で集中する時間が好き
- 同じことを繰り返すのが苦にならない
- 細かい作業が好き
という子と相性が良いでしょう。
スポーツが苦手だから習い事に向いていない、なんてことは全然ありません。子どもの得意な方向に目を向けてあげればいいと思います。
1-6|プログラミング|ゲームやものづくりが好きな子におすすめ
ゲームやパソコンが好きな子なら、プログラミングも選択肢の一つです。
「ゲームばかりしていて大丈夫かな?」と思うパパ・ママもいるかもしれません。でも、遊ぶ側から「どうやったら動くんだろう?」と作る側に興味が広がる子もいます。
子ども向けのプログラミング教室では、いきなり難しいコードを書くのではなく、ブロックを組み合わせたり、キャラクターを動かしたりしながら学べるものもあります。
思った通りに動かなければ、
「どこが違う?」
「じゃあ次はどうする?」
と考えることになるので、試行錯誤そのものを楽しめる子には特に相性が良さそうです。
ただし、パソコンが好きだから必ずハマるとは限りません。こちらも一度体験して、本人の反応を見るのが一番分かりやすいですね。
1-7|野球・サッカーなどのスポーツ|仲間と一緒に頑張りたい子におすすめ
仲間と一緒に何かへ取り組む経験をさせたいなら、野球やサッカーなどのスポーツもおすすめです。
僕自身、子どもの少年野球に付き添っていますが、実際に見ていると、スポーツで身につくものは技術だけじゃないんですよね。
練習でうまくいかず悔しがったり、試合で仲間を応援したり、ミスした友達に声をかけたり。家の中だけでは経験しにくい場面がたくさんあります。
もちろん、試合に勝ったり上手になったりするのも嬉しい。でも親として見ていると、仲間との関わりの中で少しずつ成長していく姿の方が印象に残ることもあります。
その一方で、スポーツ系は練習日数や送迎、道具代など、親側の負担も考えておきたいところ。このあたりは後ほど詳しく触れていきます。
子どもの習い事に「これが絶対正解」というものはありません。7つの中から決めるというより、まずは「うちの子なら何を楽しめそうかな?」と候補を絞っていくくらいで十分です。
次は、人気ランキングだけでは分からない**「子どもとの相性」から習い事を選ぶポイント**を見ていきます。
2|子どもの習い事は「人気」より相性で選ぼう
人気ランキングを見ると、「やっぱり水泳かな?」「英語もやらせた方がいいかな?」と迷いますよね。僕もつい「人気=間違いない」と考えそうになります。
でも、実際に続くかどうかは、その習い事が子ども本人に合っているかで大きく変わります。ここでは、習い事を選ぶときに見ておきたい4つのポイントを紹介します。
2-1|子ども自身が興味を持っているか
最初に見たいのは、子ども本人がその習い事に興味を持っているかです。
親から見れば魅力的でも、本人がまったく乗り気じゃないと、毎回通うこと自体が負担になってしまいます。逆に、少しでも「やってみたい!」という気持ちがあると、上達のスピード以上に楽しそうに取り組む姿が見られるんですよね。
たとえば野球でも、最初からルールを全部知っている必要はありません。
「ボールを投げるのが好き」
「バットで打ってみたい」
そんな小さな興味がスタートになることもあります。
僕は、親が「これをやらせたい」と決めるより、まず子どもが何に反応するのかを見る方が、その後も続きやすいと感じています。
2-2|性格に合っているか
同じ年齢でも、子どもの性格は本当にバラバラです。
大勢の中でワイワイするのが好きな子もいれば、一人で集中する方が落ち着く子もいます。習い事選びでは、この違いも意外と大きいんですよ。
たとえば、
- 仲間と一緒に頑張るのが好き → 野球・サッカー・ダンス
- 一人で集中するのが好き → ピアノ・習字・そろばん
- 作ることや考えることが好き → プログラミング
- とにかく体を動かしたい → 水泳・体操
こんな感じで考えると、候補をかなり絞りやすくなります。
もちろん、「人見知りだから団体競技はダメ」と決めつける必要はありません。習い事をきっかけに新しい一面が出てくることもあります。
性格はあくまでヒントとして使うくらいがちょうどいいですよ。
2-3|まずは体験教室に参加してみる
気になる習い事が見つかったら、いきなり入会するより体験教室に参加してみるのがおすすめです。
ホームページを見ただけでは、先生の雰囲気や教室の空気までは分かりません。同じスポーツでも、楽しさを重視する教室もあれば、技術向上をしっかり目指すところもあります。
そして一番見てほしいのが、体験が終わった後の子どもの表情です。
「また行きたい!」
と自分から言うのか、それともどこか疲れた顔をしているのか。親が横から「楽しかった?」と聞く前の反応って、結構分かりやすいんですよね。
僕なら体験中の上手さより、終わった後に本人がどう感じているかを重視します。
2-4|「何を身につけてほしいか」だけで親が決めすぎない
「英語が話せるようになってほしい」
「運動神経を良くしたい」
「集中力をつけてほしい」
親として、子どもに身につけてほしいものがあるのは自然なことです。僕も「せっかくなら何か成長につながってほしい」と思います。
ただ、それだけで習い事を決めてしまうと、いつの間にか子どものためではなく、親の希望を叶える時間になってしまうこともあります。
特に気をつけたいのが、子どもが頑張っているのに、
「もっとできるはず」
「せっかく習ってるんだから」
と結果ばかり求めてしまうことです。
習い事は学校とは違い、基本的には自分から挑戦できる場所です。その良さをなくさないためにも、親の希望と子どもの気持ちは半分ずつくらいで考えるのがちょうどいいんじゃないかなと思います。
人気の習い事を知るだけならランキングで十分。でも、わが子に合うものを見つけるなら、興味・性格・体験したときの反応まで見てみると選びやすくなります。
次は、「何歳から始めたらいい?」と迷うパパ・ママに向けて、年齢別の考え方を見ていきます。
3|年齢別に考えるおすすめの習い事
「習い事って何歳から始めるのがいいんだろう?」と迷うことありますよね。周りが早く始めていると、ちょっと焦る気持ちも出てきます。
でも、始める年齢に絶対の正解はありません。ここでは、3〜5歳・小学校低学年・小学校高学年に分けて、それぞれの時期に合った考え方を見ていきます。
3-1|3〜5歳は「楽しい」が一番
3〜5歳くらいなら、まずは「楽しい!」と思えるかどうかを一番に考えていいと思います。
この時期は、技術を身につけることよりも、新しい場所や人に触れながら「やってみたい」という気持ちを育てる方が自然です。
たとえば水泳なら、水に慣れるだけでも十分。体操なら、マットの上を転がったりジャンプしたりするだけでも立派な経験になります。
「せっかく習わせるなら上達してほしい」と思うのが親心ですが、最初から結果を求めすぎると、子どもにとって習い事がしんどい時間になることもあるんですよね。
この年代では、上手さよりも「今日も行きたい!」と言えるかどうか。そのくらいの感覚で見てあげるのがちょうどいいと思います。
3-2|小学校低学年は興味の幅を広げる時期
小学校低学年になると、自分の好き嫌いが少しずつはっきりしてきます。
友達がやっているスポーツに興味を持ったり、学校で触れた音楽やパソコンから「やってみたい」が生まれたり。この時期は、興味の幅を広げやすいタイミングです。
僕なら、最初から一つに絞りすぎず、
- 体を動かす習い事
- 音楽や芸術系
- 学習系
- ものづくり系
みたいに、いくつか違うジャンルを見せてみます。
もちろん全部を習わせる必要はありません。体験教室や短期スクールを使えば、「意外とこれ好きなんだな」という発見もあります。
親が想像していたものと、子どもが本当にハマるものが違うことって結構あるんですよ。
3-3|小学校高学年から始めても遅くない
「もう高学年だし、今から始めても遅いかな?」と心配する必要はありません。
確かに、幼い頃から続けている子と比べれば経験の差はあります。でも、高学年になると説明を理解する力も上がり、自分で目標を持って練習できるようになる子も増えてきます。
何より、この時期は「親に言われたから」ではなく、本人が本当にやりたいものを選びやすくなるのが大きいです。
僕は、始める年齢よりも「本人が今やりたいと思っているか」の方が大事だと思っています。
たとえばスポーツでも、遅く始めたからといって意味がないわけではありません。上手くなることだけが目的ではなく、仲間ができたり、自分なりの目標を持てたりすることも習い事の魅力です。
「今さら遅いかな」と親が先に諦めてしまうより、「やってみたいなら一回挑戦してみようか」と背中を押してあげる方が、子どもにとってはうれしいはずです。
年齢は習い事を選ぶヒントにはなりますが、それだけで決めなくて大丈夫です。
次は、子ども側だけではなく、意外と見落としやすい**「親が無理なく続けられるか」**という視点から考えていきます。
4|習い事は子どもだけでなく「親が続けられるか」も重要
子どもが「やりたい!」と言ってくれると、できるだけ応援してあげたくなりますよね。僕もそう思います。
でも実際に習い事が始まると、月謝だけではなく送迎や道具代、休日の予定まで、意外と親側の負担も増えてきます。だからこそ、子どもに合うかと同じくらい「家族として続けられるか」も見ておきたいところです。
4-1|月謝だけではなく道具代・大会費まで確認する
習い事の費用を見るときは、月謝だけで判断しない方が安心です。
最初は「月5,000円くらいなら大丈夫そう」と思っていても、始めてからユニフォームや道具、教材費、大会参加費などが必要になることがあります。
特にスポーツ系は、
- ユニフォーム
- シューズやグローブなどの道具
- 大会参加費
- 遠征時の交通費
といった費用が後から増えるケースもあります。
僕自身、少年野球に付き添っていると、「野球道具をそろえたら終わり」という感じではないなと実感します。消耗品もありますし、成長すればサイズが合わなくなることもあるんですよね。
入会前には月謝だけでなく、「年間でどのくらい必要になりそうか」まで聞いておくと、家計のイメージがかなりしやすくなります。
4-2|送迎できる曜日・時間か考える
意外と大きいのが送迎です。
平日の夕方に週2回となると、仕事が終わる時間や夕食、お風呂、宿題まで全部つながってきます。「教室までは車で10分だから余裕」と思っていても、往復や待ち時間まで含めると結構な時間になるんですよね。
あなたの家庭でも、
「この曜日なら送れる」
「ここは仕事と重なる」
という日があるんじゃないでしょうか。
習い事そのものが良くても、毎週ギリギリのスケジュールになると、親も子どもも疲れてしまいます。
僕なら、通いやすさも習い事選びの条件に入れます。長く続けるなら、少し地味でもこの部分はかなり大事です。
4-3|スポーツ系は当番や遠征がある場合も
野球やサッカーなどのスポーツ系では、練習や試合以外に保護者の協力が必要なこともあります。
たとえば、
- 試合会場までの送迎
- 道具の準備や片付け
- 大会や遠征への付き添い
- チームによっては当番や運営のサポート
などです。
ここはクラブチームやスポーツ少年団によってかなり違います。
僕も少年野球に関わっているので分かりますが、子どもが頑張っている姿を近くで見られるのは本当に楽しいです。その一方で、休日がほぼ一日野球になることもあります。
それを「大変だからダメ」と考える必要はありません。ただ、入ってから「こんなに親の参加が必要だったの?」とならないよう、体験や見学のときに保護者の役割まで聞いておくと安心ですよ。
4-4|家族全体が無理なく続けられる習い事を選ぶ
最終的には、子どもだけでなく家族全体が無理なく続けられることが大事だと思います。
子どもが楽しんでいても、親が毎週疲れ切ってしまったり、ほかの家族との時間がほとんど取れなくなったりすると、長く続けるのは難しくなります。
だから僕は、
「本人がやりたいか」
「費用は無理がないか」
「送迎できるか」
「家庭の時間も残せるか」
このあたりをセットで考えるのがいいと思っています。
習い事は、家族の生活の中に入ってくるものです。最初から完璧な条件を探す必要はありませんが、「これならうちでも続けられそう」と思えるラインを見つけておくと、始めた後もかなり楽になります。
次は、僕自身が子どもの習い事に付き添う中で感じたことを、もう少し具体的に書いていきます。
5|実際に子どもの習い事に付き添って感じたこと
習い事って、始める前は「何が身につくか」「上手くなれるか」に目が行きがちですよね。僕も子どもの少年野球に付き添うまでは、正直そこを強く見ていました。
でも実際に近くで見ていると、習い事の価値はそれだけじゃないと感じます。技術以外にも、仲間との関わり方や悔しい気持ちとの向き合い方など、親からは教えにくいことを経験しているんですよね。
5-1|上手くなることだけが習い事の価値ではない
習い事は、上手くなるためだけに通うものではないと思っています。
もちろん、できなかったプレーができるようになったり、試合で結果が出たりすると本人もうれしいです。でも、それ以上に僕が見ていて感じるのは、できないことに向き合う時間そのものに意味があるということです。
少年野球でも、最初から何でも上手くできる子ばかりではありません。
ボールが思うように飛ばない。守備でミスをする。試合に出ても結果が出ない。そんな経験を何度も繰り返しながら、それでも次の練習に行く。
その姿を見ていると、「上手くなったか」だけでは測れない成長があるんですよね。
親としては結果を見てしまいがちですが、続けていること自体をもっと見てあげてもいいんじゃないかなと思います。
5-2|仲間との関わりで成長する部分も大きい
チームで取り組む習い事では、仲間との関わりも大きな経験になります。
野球を見ていても、自分が活躍できた日だけが楽しいわけではありません。仲間がヒットを打てば一緒に喜び、誰かがミスをしたら声をかける。そういう場面が何度もあります。
家ではどうしても家族中心の関係になりますが、チームの中では自分の思い通りにならないこともあります。
「自分だけがよければいい」では通らないんですよね。
僕も付き添いながら、子ども同士で声を掛け合っている姿を見ると、「こういうことも習い事の中で覚えていくんだな」と感じます。
技術の成長は数字や結果で見えますが、人との関わり方の変化はもっとゆっくりです。だからこそ、親が気づいてあげたい部分でもあります。
5-3|親が口を出しすぎないことも大切
これは僕自身もかなり気をつけています。
近くで見ていると、どうしても言いたくなるんですよね。
「もっとこうした方がいい」
「さっきのはこうすればよかった」
「ちゃんと集中して」
僕も言ってしまうことがあります。
でも、練習や試合でいろいろ言われたあとに、家に帰ってまで親から反省会をされたら、子どももしんどいですよね。
特にミスをした日は、本人が一番分かっていることもあります。
そんなときは、アドバイスをする前に、
「今日どうだった?」
と聞くくらいでいいのかもしれません。
子どもから「ここが上手くできなかった」と話してきたら、そのとき初めて一緒に考える。僕自身も、全部教えようとするより、そのくらいの距離感を意識するようになりました。
5-4|「楽しい」がなくなっていないかを見る
習い事を続けていると、どうしても「上手くなる」「試合に勝つ」「級を上げる」といった目標が増えてきます。
目標を持つこと自体は悪くありません。
ただ、その中で忘れたくないのが、子どもが今もその習い事を楽しめているかどうかです。
少年野球でも、練習がきつい日や試合で悔しい日があります。それでも次の日に野球の話をしたり、自分から道具を準備したりしている姿を見ると、「まだ好きなんだな」と感じます。
逆に、毎回行くのを嫌がったり、習い事の話を避けるようになったりしたら、一度立ち止まって話を聞いてもいいと思います。
僕は、親が「せっかくここまで続けたんだから」と考えるより、子どもの中にまだ「楽しい」が残っているかを見ていたいです。
習い事は、上達だけではなく、悔しさや達成感、仲間との関わりまで含めて子どもが経験できる場所です。
だからこそ、親は一番近くで結果を評価する人ではなく、頑張っている姿を見守る人でいたいなと僕は思っています。
次は、習い事を始めてから親子で迷わないために、最初に決めておきたいことを紹介します。
6|習い事を始める前に親子で決めておきたい3つのこと
習い事って、始めるときはやる気満々でも、途中で「思ってたのと違った…」となることもありますよね。
だから僕は、入会する前に親子で少しだけルールを決めておくのがいいと思っています。ガチガチに縛る必要はなくて、「困ったときにどうするか」を共有しておくくらいで十分です。
6-1|まずは一定期間やってみる
習い事を始めた直後は、慣れない環境や人間関係だけで「もう行きたくない」と感じることがあります。
そこで、始める前に「まずは3カ月やってみようか」など、一区切りの期間を決めておく方法があります。
もちろん、強いストレスを感じていたり、明らかに合っていなかったりする場合まで無理に続ける必要はありません。
ただ、1回や2回で判断せず、少し慣れる時間を作ることで、「最初は嫌だったけど、今は楽しい」に変わることもあるんですよね。
期間を決めるのは、無理やり続けさせるためではなく、親子で冷静に判断するための目安として使うのがおすすめです。
6-2|「辞めたい」と言ったときは理由を聞く
子どもが「辞めたい」と言ったとき、すぐに「じゃあ辞めよう」と決めるのも、「せっかく始めたんだから続けなさい」と返すのも、少し早いかもしれません。
まず聞きたいのは、
「何が嫌なの?」
という理由です。
たとえば、
- 練習が難しい
- 先生やコーチが怖い
- 友達とうまくいっていない
- 別のことに興味が出てきた
- ただ今日は疲れている
など、「辞めたい」の中身は子どもによって全然違います。
僕も、子どもの言葉をそのまま結論として受け取るより、まず気持ちを聞くことを意識しています。
理由が分かれば、続け方を変えれば解決するのか、本当に辞めた方がいいのかも見えやすくなりますよ。
6-3|結果より頑張った過程を見る
習い事を続けていると、どうしても結果が気になります。
試合に勝った、級が上がった、発表会で上手くできた。目に見える成果が出れば、親としてもうれしいですよね。
でも結果だけを褒めていると、子どもが「上手くできないと認めてもらえない」と感じてしまうこともあります。
だからこそ僕は、
「毎週ちゃんと練習に行ってるな」
「前より諦めなくなったな」
「今日も最後まで頑張ってたな」
みたいな、途中の頑張りもちゃんと見てあげたいと思っています。
上手くいかなかった日でも、何か一つ「今日できたこと」を一緒に見つけられれば、次も挑戦しやすくなります。
習い事は長く続ければ必ずいいというものでも、すぐ辞めたらダメというものでもありません。
始める前から完璧なルールを作るより、「まずやってみる」「困ったら理由を聞く」「結果だけで判断しない」。この3つを親子で共有しておくだけでも、気持ちはかなり楽になります。
次は、子どもの習い事についてよくある疑問をQ&A形式でまとめていきます。
7|子どもの習い事についてよくある質問
ここまで読んでも、「何歳からがいい?」「掛け持ちは何個まで?」など、細かいところで迷うパパ・ママもいると思います。
そこで最後に、子どもの習い事でよく出てくる疑問をQ&A形式でまとめました。全部に共通するのは、周りと比べすぎず、子どもと家庭に合う形を探すことです。
7-1|習い事は何歳から始めるのがおすすめ?
結論から言うと、「○歳から始めるのが正解」という決まりはありません。
3〜5歳くらいなら、水泳や体操など遊びの延長で楽しめるものから始めやすいですし、小学生になって本人の興味がはっきりしてから選ぶ方法もあります。
「周りはもう始めているのに、うちは遅いかな?」と焦ることもありますよね。
でも、早く始めたから必ず長く続くわけでもありません。高学年になってから自分で「やってみたい」と思って始める子もいます。
年齢よりも、本人が興味を持ったタイミングを一つの目安にすると選びやすいですよ。
7-2|習い事はいくつ掛け持ちしても大丈夫?
掛け持ちする数は、子どもの体力と家庭のスケジュールに無理がなければ、一律に決める必要はないと思います。
ただ、習い事が増えるほど、
- 学校の宿題をする時間
- 家でゆっくり過ごす時間
- 友達と遊ぶ時間
- 家族で過ごす時間
も少なくなっていきます。
「せっかくだからいろいろ経験させたい」という気持ちは僕も分かります。でも、毎日予定が埋まって子どもが疲れているなら、少し詰め込みすぎかもしれません。
数よりも、習い事がない日にちゃんと休めているかを見てあげる方が分かりやすいですね。
7-3|子どもが辞めたいと言ったら辞めさせるべき?
「辞めたい」と言われたら、まず理由を聞いてから判断するのがおすすめです。
先ほども触れたように、同じ「辞めたい」でも、
「今日は練習がしんどかった」
という一時的な気持ちと、
「ずっと人間関係で悩んでいる」
では意味がまったく違います。
僕なら、いきなり続ける・辞めるを決めるのではなく、
「何が一番嫌なの?」
「どうなったら続けられそう?」
と聞いてみます。
話してみた結果、別の教室に変える、少し休む、別の習い事に挑戦するという選択肢が出てくることもあります。
辞めること自体を「失敗」と決めつけなくていいと思いますよ。
・子どもから「習い事を辞めたい」と言われたときの考え方については、**「子どもが習い事を辞めたいと言ったら?親がまず考えたい5つのこと」**で詳しく紹介しています。
7-4|月謝はいくらくらいまでが目安?
習い事に使える金額は家庭によって違うので、「月○円までなら正解」という基準はありません。
見るべきなのは、月謝を払ったあとも家計に無理が出ないかどうかです。
特に注意したいのは、月謝以外の費用。
入会金や教材費、ユニフォーム代、大会費、発表会費、交通費などが別にかかる習い事もあります。
たとえば月謝が安く見えても、年間で計算すると想像以上に費用がかかる場合もあるんですよね。
入会前に「年間でどのくらいかかりますか?」と聞いておくと、あとから慌てずに済みます。
7-5|親がやらせたい習い事を勧めてもいい?
僕は、勧めること自体は全然悪くないと思っています。
子どもは、自分が知らない習い事を「やりたい」とは言えません。親が選択肢を見せてあげることで、新しい興味につながることもあります。
ただ、
「絶対これをやりなさい」
まで行ってしまうと、話は少し変わります。
「こんなのあるけど、一回体験してみる?」
くらいの距離感なら、子どもも自分で選びやすいですよね。
実際に体験してみて「楽しい」と感じれば続ければいいし、「違うな」と感じたら別の候補を探せばいい。
親が入口を作って、最後は子どもの気持ちも一緒に聞く。このくらいのバランスが、僕はちょうどいいと思っています。
習い事に関する悩みは、家庭によって答えが変わります。周りの家庭と同じにする必要はありません。
次はいよいよまとめです。この記事で紹介した内容を振り返りながら、わが子に合う習い事を見つけるためのポイントを整理します。
まとめ|一番おすすめなのは「子どもが楽しんで続けられる習い事」
子どもの習い事には、水泳や英会話、ピアノ、スポーツ、プログラミングなど本当にたくさんの選択肢があります。
だからこそ、「人気だから」「周りがやっているから」だけで決める必要はありません。
僕が一番大事にしたいのは、
- 子ども自身が興味を持てる
- 家庭として無理なく続けられる
- 小さな成長を一緒に感じられる
この3つです。
習い事は、上手くなることだけが目的ではないんですよね。新しい友達ができたり、できなかったことに挑戦したり、悔しい経験をしたり。そういう一つひとつが、子どもの成長につながっていきます。
最初から「これが絶対正解!」と決めなくても大丈夫です。
気になるものがあれば、まずは体験教室や見学から始めてみる。そこで子どもの表情や「またやりたい」という気持ちを見ながら、親子で少しずつ決めていけばいいと思います。
わが子が「これ楽しい!」と思える習い事に出会えたら、それがその子にとって一番のおすすめです。

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